金属

水を溶媒とした金属粉末の造粒

凍結造粒は、さまざまな種類の金属粉末の造粒に利用でき、金属粒子やバインダー、プレス材の均質な分散を実現します。ただし大きな金属粒子の場合は、通常、加工中に重度の沈降が生じるのを防ぐために粘性の点から液体媒体が必要となります。

金属粉末の凍結造粒による具体的な利点として、多くの場合、凍結乾燥では液体を使用することにより、酸化が発生する液体/空気の接触部分がないため、大気中で行う従来の噴霧乾燥と比べて酸化が大幅に抑制されます。

凍結乾燥では硬い金属粉末(WC/Co/Cu)でも、水中でバインダー(PVA、PEG、PVP)を使って問題なく加工できます。ダイヤモンドは懸濁液に混ぜることができますが、大きなサイズ(100μm以上)では密度の違いから分離が発生します。

凍結乾燥では噴霧エアノズルで顆粒を形成するため、分散される顆粒のサイズは約10~700μmとなります。また、噴霧設定にてより細かく、またはより粗いサイズに調整できます。